HOPE FARM

 

丹波市春日町の有機農家、HOPE FARMの小橋さんは12年前に15年住んだ大阪をはなれ、生まれ育ったまちへUターンしてきた。お父さんが病気を患った事をきっかけに、兼業だった農業を専業に、有機農法で農業をしていた畑で有機JASも取得した。

 

“作る作物は米と豆。特に黒豆は有機・無農薬でやるとどうしても収量が減る。2割くらい減るかな。それでもお客様が買ってくれるから、それでやってる。やっぱり安心・安全という印象を持ってもらえてるのかな。もちろん虫に食われるものが多い分、きっちり選別して良いものを選んでいってるという意味でも、良いものだけを選りすぐっています。”

 

“水田と豆を毎年交互に入れ替えて作物をつくっていく事で、除草の手間を軽減していたり、豆のあとの米はよくできるので、肥料の代わりにもなります。最終的には、同じ品質のものを安定して生産していきたいという思いがあります。”

 

小橋さんは、丹波の有機農家の横のつながりをつくり、ノウハウを共有していく「有機の里づくり協議会」も組織し、有機農法を広げていく活動をされています。生産地丹波から、食の安心と安全を考える小橋さんのような先駆者がいるからこそ、丹波のブランドは守られていくのでしょう。実績と経験に裏打ちされた、ベテラン農家さんです。

 

 

◆地元の有機物を、地元の土にもどす。

HOPE FAMEさんでは、地元の堆肥を使う事にこだわりをもっておられます。近くの農家さんから牛ふんや鶏ふんを仕入れたり、もみがらや米ぬか・裏の畑で竹チップをつくりそれを土に混ぜ込みます。地元の有機物を地元に戻す、循環型の農業・土作りの考えをお持ちです。

 

◆はじいた豆で、加工品づくり。

丹波の黒豆は、お正月のおせち料理に使われる事もあり、形と大きさの良いものを選りすぐって出荷します。その中で、味には全く問題がないものの大きさが少し小さかったり、形が少しくずれているB級品がどうしても出てきます。そんな豆をHOPE FARMさんでは黒豆茶や黒豆味噌などの加工品としてパッケージし、商品化しています。既製品の丹波の黒豆を使って味噌やお茶を作ると、非常に高価になってしまいますが、こういった手法で美味しく・手の届きやすい価格で提供する事を可能にしています。

 

◆急速冷凍の黒枝豆、夏に黒枝豆を!

HOPE FAMEさんでの新たな取り組みとして、黒豆を枝豆の状態で収穫し、急速冷凍させて旬の時期以外にも食べてもらえるよう準備を進めておられます。2017年11月に収穫した黒枝豆を10kgほど急速冷凍で保存されていますので、モニターとして味見してくださるかたの反応がよければ、2018年は多めにつくろうと考えられているそうです。八百屋さんや飲食店さんで興味のある方は、もしご連絡された時に残っていればモニターとして味見が可能との事ですので、一度ご連絡してみてください。

 

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