1. HOME
  2. ブログ
  3. 《雑貨屋×古民家》器と暮らしの道具 ハクトヤ

《雑貨屋×古民家》器と暮らしの道具 ハクトヤ

豊かなつながりと、表現ができる場所。移住した地篠山の古民家で開業した雑貨屋。都市部からもこの店のためにお客さんが訪れるストーリーとは。

————————————————————
・丹波篠山・古民家でお店をひらくこと。
・田舎と都市部の二重生活・変わったことは?
・冬は海外へ買い付けに。独特なワークスタイル。
————————————————————

自分の時間にしっかりと向き合いながら、田舎で仕事をしていくこと。
四季折々の風景の美しさや、行事ごとに感じる「そこにしかない」楽しみをしっかりと噛み締めるように
仕事を楽しんで、生活を楽しんで、人生を楽しんでいく。

今回は、丹波篠山の事を雑誌やメディアが取り上げれば、必ずと言っていいほど名前が出てくる「器と暮らしの道具 ハクトヤ」さんのオーナー・一瀬裕子さんに、お話を聞いてきました。(※篠山市移住定住促進窓口classoのインタビュー記事として寄稿した文章を一部そのまま引用しています。)

%e3%83%8f%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%a48

器と暮らしの雑貨屋・ハクトヤさんは篠山の旧商家群の一角にあります。

 

夢見ていた自分のお店。家との出会い。

 

アンティークのものが好きで、海外で自分用に買ったり何かのために使ったりしてたんですよ。野外フェスとかマーケットに出店して売ったりもしながら、なんとなくぼんやり、いつか自分のお店ができたらこんな風にしよう、あんな風にしようって考えてたんですよね。

 

神戸にお住まいの時から、雑貨店のバイヤーとして海外に買い付けに行きながら自分のお気に入りの雑貨を集めていた一瀬さん。特にアンティークのものが好きで、自分用に買ったりマーケットに出たりしていたそう。いつかは自分のお店を。と目標を持っていた一瀬さんは、ご縁あって篠山に物件を見に来られる事になります。

 

例えば神戸で雑貨屋さんをするっていう選択肢もあったんですが、私はちょっとヘンテコな思考回路があって・・。盛り上がってないほう、全然火がついてないところで花を咲かせたい!って思うところがあるんですよ。(笑)バックに力があるところより、みんなが一生懸命。その方が魅力に感じちゃうんですよね。

 

都市部は便利で快適な場所が多いし、情報も多い。ですが、神戸では叶えられないこと。まだ盛り上がっていない、これからみんなで変わっていける。そこに一瀬さんにとっての理想がありました。

 

%e3%83%8f%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%a44

実際に一瀬さんが海外に行って、買い付けてくる雑貨たちも、ひとつひとつが個性的。

 

それで、篠山に来て空き家を紹介してもらったのですが、一軒目に見せてもらった場所が今のハクトヤです。最初入った時は全部窓が閉まってて真っ暗で、狭くて天井も低かったんですけど(笑)ずーっと奥まで進んでいくと光の差し込んだ中庭と大きな窓ガラスが見えて「わ、ここでやりたい」ってそう思ったんですよ。直感ですね。他の家も案内してくださる予定をして頂いたですが、一軒目で決めました。

 

ひとつめに見せてもらった家で「ここにします」と決めた一瀬さん。他にも一応見ておくかと聞かれたそうですが、それもお断りして一軒目に訪れた古民家でハクトヤさんを開業することになります。「例えば、この先もっといい物件が出てきたりしても全く後悔することはないですよ、ここがいいんです。」とおっしゃる一瀬さん。一期一会の出会いを本当に大切にしておられるんだと感じます。それは、きっと家だけでなく、お客さんとも、海外で買い付けてくる雑貨も、同じなのかなと。

 

%e3%83%8f%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%a42

ひとつひとつ、丁寧に並んだ雑貨たち。

 

人とのつながり。ゆたかな土地・篠山

 

現在も、神戸と篠山の2拠点で生活しながら、行ったり来たりの生活をされている一瀬さん。実際にハクトヤさんを開業されて、篠山にいる時間が多くなった時、それまでのつながりに、変化はあったのでしょうか?

 

神戸からこっちに来てお店を始めたことで、お店まで来てくれて、募る話をたくさん聞いたりできて、離れることでより親密になった友達もいてるんですよ。

 

一瀬さんはBLOG以外のSNS等をやっていないそうで、基本的にリアルで出会ってお話することを大切にされています。久しぶりに出会う友達が、篠山まで来て募る話を聞かせてくれる事が、なにより嬉しかったそうです。

 

%e3%83%8f%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%a46

人の話をする時、一瀬さんはとても優しい顔をされます。

 

出会いを大切にされている一瀬さん。篠山でもまた、人のつながりが濃くなっていきます。

 

篠山の方達がとても親切で、挨拶も元気で、本当にここでお店をやって良かったといつも感じさせられるんです。作物が育つゆたかな地なので、心も豊かなのかな?篠山は緑があって、四季の自然がある場所。春に桜が咲いて、それをみんなで喜び合えたり、寒い冬に巻いてるショールのあったかさに心底良かったと感じられたり。

 

豊かさとは何だろう?快適な空間や夜遅くまで開いているお店の便利さ以外にも、こんなにも「豊か」な暮らしの楽しみ方があるのかと想像ができます。一瀬さんは、毎年冬の間40日間、お店をお休みしてヨーロッパを中心に買い付けへ行かれたり。他にも、お祭りが大好きで篠山の伝統的なお祭りに行っては、地域のおじさんに歴史のことを聞いたり、毎日を・季節を本当に楽しんでおられる様にみえます。「仕事を、正直仕事と思えてなくて毎日楽しいんです。」と語る一瀬さんのワークスタイルは、どこにいても何をしていても、自分で選択しているという豊かさを表現している様でした。

そしてまだあまり知られていないのですが、ぜひ、ハクトヤさんを訪れたら一瀬さんを探して「ソコソコ」に行きたいんです、と伝えてみてください。一瀬さんの新しい楽しみを、見せてもらえますよ。

 

%e3%83%8f%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%a45

夕暮れ時のハクトヤさん店内から。

関連記事

2017年4月
« 12月   6月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

カテゴリー